SDGsという言葉が広く国民の間に定着し、持続的な社会を目指す動きが各方面で進められています。畜産業においては、鳥インフルエンザや豚熱などの家畜伝染病の発生、需要と供給のミスマッチによる価格の低迷、飼料の高騰と入手難、労働環境の改善や労働力の確保、欧米を中心に近年意識が高まっている動物福祉への対応など、国内の畜産業を持続可能なものとするために解決すべき問題が残されています。本研修会では、この中から飼料と動物福祉の問題を取り上げ、日本の畜産業を持続可能なものとするために今何が必要かを考えるきっかけとしたいと考えています。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
凤凰体育平台5年9月29日(金)13:00~17:00(受付 12:30~12:55)
岩手大学農学部5号館2階 ぽらんホール(岩手県盛岡市上田三丁目18-8)
3,000円
講義形式(対面?配信)に関わらずテキスト代として3,000円をいただきます。入金方法は、お申込みいただいた方に別途メールにてご連絡いたします。
対面ならびにWebexを用いた同時配信
対面50名、Webex100名
13:00-13:05 開会の挨拶 農学部長 伊藤 菊一
13:05-13:35 「持続可能な畜産物生産」農林水産省畜産局総務課畜産総合推進室専門官 請川 真也 氏
13:35-14:10 「国産飼料の取り組みについて」北日本くみあい飼料 営業部養牛課 課長 鈴木 亮 氏
(14:10-14:15) 休憩
14:15-14:40 「ひので酪農協の飼料確保におけるサポート」ひので酪農業協同組合 業務部 診療課 課長 北村 俊輔 氏
14:40-15:25 「乳牛の飼料摂取状況と周産期リスクの新たな把握方法」兵庫県立農林水産技術総合センター畜産技術センター所長 生田 健太郎 氏
(15:25-15:30) 休憩
15:30-16:50 「家畜福祉:日本の現状と獣医畜産関係者が今できること」岩手大学名誉教授 岡田 啓司 氏
16:50-16:55 閉会の挨拶 センター長 佐藤 至
農畜水産物の生産または家畜の診療に携わっている方
畜産振興、家畜衛生、公衆衛生に携わっている方
食品の加工製造および流通販売、または飲食店等に携わっている方
所定の申込用紙または申込フォームから9月13日(水)正午までにお申し込みください。
募集人数に達した時点で締切といたしますのでご了承ください。
※お申込み後4営業日以上返信がない場合はご連絡ください。(凤凰体育平台5年8月9日(水)~16日(水)は夏季一斉休業となります。)
申し込み受付後、詳細につきましてはWEB配信希望者に別途ご案内いたします。ブラウザからの参加も可能ですが、Webexアプリの事前インストールを推奨します。
対面の参加者には当日冊子を配布、WEBの参加者にはテキストのPDFデータをメールにて配布する予定です。
ただし、WEBの参加者でも希望される方には後日冊子を郵送します。