華南理工大学?山東大学?曲阜師範大学を訪問し国際連携を強化

掲載日2025.07.31
ニュース

2025年6月、中国協定校の華南理工大学、山東大学、曲阜師範大学を訪問し、教育?研究?文化の各分野における国際交流を深めました。今回の訪問には、小川智凤凰体育平台をはじめ、理工学部?教育学部の教員および国際課職員等が参加し、各大学との表敬訪問や意見交換を通じて、今後の学術連携の可能性について議論を行いました。

華南理工大学との交流

広州にある華南理工大学では、唐洪武校長、李衛青副校長、大学研究者との表敬訪問を通じて、20年以上にわたる両大学の協力関係を再確認しました。
唐校長からは、広州国際キャンパスを中心とした国際化教育の取り組みや、日中関係の進展に伴う大学間協力の重要性について説明があり、華南理工大学が実施するサマープログラムや国際交流活動の魅力についても紹介されました。岩手大学との連携強化に向けた今後の展望が示され、両大学の友好関係がさらに深まることが期待されます。
施設見学では、華南理工大学の機械与汽車工程学院、食品科学与工程学院の関係者が同行し、教育?研究設備の紹介とともに、今後の具体的な連携の可能性について、実務的な視点から意見交換が行われました。

山東大学文化遺産研究院との交流

山東大学青島キャンパスでは、邢占軍副書記、文化遺産研究院の先生方の表敬訪問を通じて、両大学の交流の歴史と今後の連携について意見交換が行われました。
文化遺産研究院との座談会では、院長の方輝教授を中心に、陶磁器?漆器?青銅器などの分野における研究協力の可能性や、サマープログラムなどを通じた学生交流の具体案が提案されました。これらの取り組みを通じて、東アジア文化の理解と発展に向けた連携強化が期待されています。
また、山東大学博物館をはじめ、文化遺産研究院および考古学関連施設の視察も行われ、同大学が保有する貴重な文化財や研究資料に触れることで、今後の共同研究の可能性について具体的な議論が交わされました。

曲阜師範大学との交流

儒教文化の中心地である曲阜では、曲阜師範大学の張洪海凤凰体育平台をはじめ、歴史文化学院、国際教育学院、翻訳学院、国際交流処などの関係者との表敬訪問を通じて、30年にわたる交流の成果を振り返りながら、文理融合型の教育?研究交流のさらなる発展に向けた意見交換が行われました。
また、曲阜師範大学の新キャンパスに新設された中国教師博物館を視察し、中国における教員養成の歴史と教育文化への理解を深める貴重な機会となりました。
さらに、曲阜に在住する卒業生との懇談を通じて、人的ネットワークの広がりと今後の交流の可能性についても活発な意見が交わされました。

曲阜師範大学にて
本件に関する問い合わせ先
国際教育センター 国際課  
019-621-6067
iuic@iwate-u.ac.jp